マンション管理員

マンション管理員は通勤できる、中高年にうってつけの仕事です!

「管理員」や 「管理人」、呼び名は違いますが同じ仕事で、求人としては「管理員」という言葉がよく使われています。

管理員は、マンション、学生寮、会社の独身寮、(観光地等にある)企業の保養所などで活躍しています。

「独身寮」の場合などは、管理員が住み込み、または、住込み+調理師も兼任 という場合もありますが、

マンション管理員の仕事は住み込みではなく、通勤してできる仕事です。

勤務時間も、フルタイム、午前のみ、午後のみ と様々な勤務形態があり、自分の生活に合わせて選ぶ事が可能です。

アルバイトやパートとして募集している事も多いですが、マンション1棟に対してほぼ1人の枠なので、マンションで働く清掃スタッフ

のように求人をよく目にするという事はありません。

マンション管理員の仕事とは?

マンション管理員の仕事は、清掃・ゴミ出し・受付・点検修繕・苦情対応・庭木の手入れ、などがあります。
代表的な仕事は清掃で、エントランス、階段、廊下、駐車場などの共用部分です。

後述するように大規模マンションの場合は専門の清掃会社が定期的に清掃を行うので、管理員が行う清掃は日常的な清掃のみになります。

点検修繕の仕事は、共用部分の全般に渡りますが、その場でできる電球の交換などは管理員が自分で行い、専門業者が必要な場合は業者に手配
して、業者が作業に来た時に指示確認等を行います。
水やり等の簡単な庭木の手入れも管理員の日常業務です。
これらの仕事以外の時間は、管理員質に待機して、住民・配達人・訪問者等の対応をします。

中高年者の円熟味を活かしましょう!

どんな条件のマンションを選ぶか?

どののようなマンションの管理員として勤務するかというのは、とても重要です。
自宅からの距離も大事ですが、ここではそれ以外の条件について考察し増していきましょう。

・ 雇用会社
・ マンションの規模
・ 築年数
・ マンションのグレード
・ 入居世帯の年代
・ クレーマーの有無

これらが、マンション管理員として勤務する場合の条件です。
入居者の年代は、築年数やマンションのグレードによって決まってくる要素なので想像はつくでしょう。
ただ、クレーマーの有無については、求人会社が知らないか、知っていても敢えて言わない場合も有り、住民に聞き込み調査をするのも現実的ではないので、実際に勤務してみないとわからないです。
遠まわしに、今までの管理員の勤務期間を聞けば、情報の足しにはなるかもしれません。
管理員が数か月で辞めているマンションには、強力なクレーマーが居て、管理員を悩ませていた可能性が高いです。


雇用主は、住民による組合?管理会社? 

あなたを雇用する会社、つまり、マンション管理員の求人を出しているところが何処なのかに注目しましょう。
これには2通り有りますが、マンションの住民で構成する管理組合の場合は、注意が必要です。
マンション管理員にとっての"お客様"と言えば、マンションの住民です。この住民から直接雇われる訳ですから、何かと気苦労もあると思います。理不尽な事を言われても他に相談や助けを求める事は出来ないのです。これは想像するに難くない事です。

もう一つは、マンション管理会社の場合で、こちらの方をお薦めします。主な連絡や指示は管理会社から受ければよく、住民に対して変な"上下関係"は感じる事なく仕事が出来ます。困った問題なども会社に連絡相談する事が出来ます。急な病気等で勤務シフトに変更が生じる場合も会社に連絡すれば対処してくれるでしょう。
できれば、会社規模が大きめで多くの物件を抱えている会社が望ましいです。

マンションの規模は、大小どちらが良いのか?

マンションの規模というのは入居世帯数です。
100世帯入居のマンションなのか、30世帯なのかという事です。
それによって、小規模であれば3階建ての場合もありますし、大規模な場合は7階建てなど、建物の高さや敷地面積も違ってきます。
100世帯も入っているような大規模なマンションの場合、共用部分の清掃には、専門の清掃会社が入っています。これもまた管理会社が提携しています。ですからその場合、管理員の清掃の仕事はほとんどありません。
小規模のマンションの場合は、共用部分の清掃は管理員が行い、年に数回清掃業者に依頼するケースが多いです。小規模マンションでも清掃会社が入っている場合もありますが、日常の清掃は管理員が行う事になるでしょう。
マンションの清掃となると、使用規模でもかなりの面積があるので、1人でやるとなると、かなり大変です。また、ゴミ集積所の清掃などは、汚れや匂いも酷い場合があります。

勤務時間・勤務日数

勤務時間は、1日当たり8時間のフルタイムの他、午前中の数時間、午後の数時間など、色々なパターンがあります。
勤務日も、土曜日曜日以外の5日の場合や、水土日が休みの4日の場合、さらに少ないパターンなどがあります。

職場までの距離・通勤時間

勤務先となるマンションの立地は管理員にとって重要です。
時間節約・シンプルを重視したいなら、徒歩や自転車で通える近いマンションの求人を選べば良いでしょう。
この場合、生活圏がマンション住民と同じとなる為、仕事以外の時間帯や休日に買い物や街角などで、マンション住民に遭遇してしまう、という現象が起こります。
そういう事を気にしないなら、近場のマンションの管理員の仕事を探してみるのが良いでしょう。

ただ、自宅からの直線距離が近いからと言って生活圏が重なるとは限りません。
たとえば、駅のこちら側と向こう側であれば、店舗や街並み等それぞれの生活圏が築かれている場合が多いので、あまり気にする事はないでしょう。

マンション管理員の、嫌な事・良い事

マンション管理員という仕事の良いところは、住民とのふれあいだと思います。
「いつも綺麗にしてくれてありがとう」などと声を掛けられるのはうれしい瞬間です。
また、かわいい小さなお子さんやそのママさんとのちょっととた会話も楽しいものです。
マンション管理員は地味な裏方の仕事と思われますが、そこに暮らす数十人〜数百人との関わりがあるので、明るく社交的に接する事により、仕事の能率も上がり、住民からの信頼も高くなるでしょう。

逆に、マンション管理員をやっていて嫌な事とは、どんな事でしょうか?
何と言っても、住民からの理不尽な苦情処理です。
苦情処理を上手にさばいて行くのが管理員の仕事の醍醐味であり、管理会社の仕事であれば、困った事は上司に相談して対処する事が大切です。
ただ、普通の苦情の域を超えた、クレーマーの場合は頭を悩ませる事になります。
もう一つは、文句を付けてくるクレ―マーではなく、他の複数の住民からの苦情の対象となる「問題児」となる住民の存在です。
多くの住民から、音がうるさい・悪臭がある・ゴミ出しのルールを守らない、などの苦情が殺到する住民への対処は大変嫌な事になります。
これも、勤務時間内の仕事1つ、と頭を切り替えて積極的に対処するべきで、上司がいる場合は1人で悩まず指示を仰ぎましょう。
勤務中だけの付き合いなのですから、隣や上階に住んでいる住民の苦労を思えば、楽なものです。

マンション管理員の仕事を探すには?

マンション管理員の求人に応募するには、インターネットの求人サイトが便利です。

市町村名からだけではなく、鉄道の駅名からも仕事の検索ができます。

 

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